




金山の街のリサーチをして、ZINEを制作する市民参加型アートプロジェクト「かなやまじんくらぶ」。
まちのことを知るためにはそのまちを深く知る人に話を聞くのが一番!ということで、チームに分かれて金山のキーパーソンを尋ねてお話を聞いてきました。
※本インタビューは各チームがZINEとしてデザインしたものを一部編集し掲載しています※
▼「かなやまじんくらぶ」で制作したZINEのページ(ZINEの全ページはこちらからご覧いただけます)
取材日:2025年8月31日
取材メンバー:毛利奈由、笹木ゆうか、保母彩陽、青木遥楓
榊森白山社は、平安時代 仁和二年(八八六年)六月三〇日に創建されました。
加賀国の白山比咩神社から、吾(あ)湯市邑(ゆちむら)(現在の名古屋市熱田区)の住人であった福岡國猶が勧請(かんじょう)し、この地にお祀りしたのが始まりです。
・菊理媛命(ククリヒメノミコト)
・伊弉諾尊(イザナギノミコト)
・大己貴命(オオナムチノミコト)
1月 元旦祭、左義長
2月 祈念祭
4月 松尾祭、稲荷祭
6月 大祓式
7月 天王祭、華能宮祭
10月 例祭
11月 新嘗祭
12月 秋葉祭、除夜祭、大祓式
一美しい神社を保つためにやっていることは何ですか?
元々は幽霊神社のようなところで、木も生い茂っているところでした。提灯を七つ奉納することから始めて、木を毎年剪定するようになって、綺麗になっていったかな。木の剪定は一人で行なっていて、掃除も朝四時から、日が昇る前に行っています。誰かが綺麗にしないとやらないから。物を綺麗にするのは楽しいからね。
国旗も二~三メートル縮めました。木で見えなくなっちゃうからね。のぼりもないとカッコ悪いからということで二本大きいのを物置から引っ張り出してきました。小さいのは自分で買いました。表にあると風でひらひらしていいよね。
綺麗にするためにやったことは、数えたらキリがありませんね。
―神社と地元の方とのコミュニティを深めるイベントは何かありますか?
祭事は年間通して行っています。イベントというと昔で言う祭事だね。祭事はイベントだし、でも今の方って祭事をイベントだと思わないですよね。なにもなければ人は減ってくばかり…そこで、マルシェをやろうとなりました。そして、マルシェの方と協力して、交代で社務所の番をしてもらうことになりました。社務所の番をしながらそこで占いをしてもらってもいいし、自分で商売やってもいいよ、というふうにしました。場所も貸し出しています。
そうして人が来るようになって、昔の十倍来るようになりました。
―公文の看板が掲げられていましたが…
公文はすいぶん昔からね、ありますね。場所がないからここを使わせて貰いたいという話になっていると思います。家賃ももらっていますね。
火曜日と金曜日にやっています。子供達がやって来て…。公文は、十年はあると思います。
―では前田さんが関わる前から?
そうですね。
―綺麗になる前からあったと。
そう。公文の先生もどんどん綺麗になっていくからいいんじゃないかな。
―私財を投入されたことについて、教えてください。
パンフレットから御朱印帳まで全部作りました。朝のみんなのコーヒー代も出しています。お金が云々じゃなくて、それより大切にしたい、コミュニティがありますよね。価値よりよっぽど大事なものがある。風鈴も全部自分で買っている。それを奉納したりしていますね。
また、誰かがやることで、自分もやらなきゃいけないと思わせることが大事ですね。しょうがないからやるが、というところから、綺麗になっていくところを見て人はノッてきます。

以前末社の賽銭が盗まれるという事件があり、前田さんの活躍で犯人逮捕に至ることができた。「負けず嫌いだからね、絶対捕まえるから!」
4年前から、氏神様である榊森白山社の氏子を担当されている。
老朽化が進む神社の状況を改善したいと、自ら率先して神社のために現在も活動されている。普段は探偵事務所を経営されている。
